4/25/2025

ブラックタウンのゴミ出し New waste bin - Green bin -

以前にブラックタウンのゴミ出しについて書きましたが、あれから2年経ち、新しい”色”のゴミ回収箱が利用されます。

今回はその新しい”緑色”のゴミ回収箱について話したいと思います。

New Green Waste Bin is coming!

2025年6月からブラックタウン市の住民は、緑色のゴミ回収箱の利用が開始します。

この緑色のゴミ回収箱は、食品や植物の処分に利用されるのですが、わかりやすく言えば料理時に発生する野菜くずや食事後の食べ残し、庭掃除で出た雑草、芝、枝などの植物ゴミを処分するために使われるゴミ回収箱になります。

この緑色の回収箱は、すでにブラックタウン市の周辺地域では導入されていて、ブラックタウン市ではようやく利用が開始されることになりました。

正直なところ、環境問題を考慮しなくてよければ、この導入でいいことは赤色回収箱(一般ごみ)の容量が増えることでしょうか。刈った芝や剪定した枝があると、赤色回収箱の半分以上を植物ゴミに占領されてしまい、一般ごみを入れることができないことがあります。特に夏場は植物の成長が早いため、芝刈りは2週間毎に行うので回収箱はいつもフル状態。一部のゴミは翌週まで保管することになります。それがこの緑色回収箱で解消されるのはうれしいです。

逆に都合の悪い点は、保管場所が増えることと緑色回収箱分の利用料が増額されることです。新しい緑色回収箱は140Lもしくは240L容量の選択になりますが、いずれにしてもゴミ回収箱一つ分の場所を作らないといけません。オーストラリアとはいえ広い土地の家ばかりではなく、うちの場合は回収箱を分散して保管することになると思います。

また利用料ですが、ブラックタウン市のホームページでは3種類の料金が紹介されていますが、一番安いプランで以前の料金より150ドルほど増額されることになります。


ただ環境問題やゴミ回収に従事されている方を考慮すると、必要な行為ではあると思います。

環境問題では一般ごみが減ることで焼却による二酸化炭素の排出量を抑えたり、ゴミ総量が減るので焼却や処分後の埋め立て量も減らせます。また一般ゴミ回収車の収容量の制限により複数回同じエリアを往復していた移動時間も大幅に減少。

食品・植物用の回収車は別になるため、一般ゴミと同日の回収となると、必要とする人員や車両台数は増えるかもしれませんが、それが増額の理由だと思っています。


ブラックタウン市に住む同僚や知人からは、この6月から実施される緑色ゴミ回収箱の導入、概ね”いいこと”として受け入れられています。

3/30/2025

ブラックタウンの情報を紹介します!

数年かけて作り上げてきたブラックタウンのホームページが消えました。。。乗っ取りがあったようで、作成ツールとして利用していたWordPressにログインできなくなり、さらにはサーバーにあったデータも消えました。。。バックアップのデータがあまりに古かったため再アップすることを断念。

再び「オーストラリアの黒い町 ブラックタウン」ホームページを作成していくつもりですが、それまでこのブログを使ってブラックタウンを紹介していこうと思います。

 基本情報 

まずは改めてブラックタウンについて紹介させてください。

シドニー大都市圏をグレーターシドニーと当地では呼んでおりますが、ブラックタウン市はその一部を構成している行政都市です。観光で有名なオペラハウスやハーバーブリッジはシドニーCBD(中心商業地区)にあり、ブラックタウン市はそこから西に35km、電車で40分ほどの距離にあります。

9/21/2023

ガソリン価格のツール

今週またガソリン価格が上昇し、1リットル当たり一番安いE10(エタノールとレギュラーガソリンの混合) で$2.20となっています。一番安いものでですよ。

今週はブラックタウンと直接関係ありませんが、ガソリンについて触れたいと思います。



 基本情報 

基本的なところで、ガソリンという名称は、オーストラリアでは「ぺトロール」と呼ばれていて、ガソリンスタンドは「ぺトロール・ステーション」になります。

給油方法は、10年以上当地で運転をしていますが、スタッフに給油してもらった経験が一度もないので、セルフ式が一般的です。

ガソリンの種類ですが、多くの給油所で扱っているのが「E10(緑)」「91(黄)」「95(青)」「98(赤)」「ディーゼル(黒)」です。それぞれに色が決まっていて、どの給油所に行っても同じ色のハンドルが用意されているので、間違ったガソリンを入れないように工夫されています。

各ガソリンの種類ですが、

  • E10/94:1リットルのガソリンに対して、90%無鉛レギュラーガソリン、10%エタノールを混合したガソリンになります。ガソリン代は安いのですが、一般的な評価として燃費は悪いというものです。
  • 91:無鉛ガソリン。日本のレギュラーガソリンです。一番平均的なガソリンで2番目に安いガソリンになっています。
  • 95:プレミア無鉛ガソリン。燃費向上のために精選されたガソリンで、91と95の間の扱いとなっています。
  • 98:ウルトラ・プレミア無鉛ガソリンです。日本のハイオクに当たると思います。95よりも洗練されたガソリンで一番高いです。
  • ディーゼル:ディーゼル車用の燃料で、日本の軽油です。

9/19/2023

ブラックタウンの交通 高速バス編

以前にブラックタウンの交通について全般的に話をしていますが、今回はCityへ向かう高速バスについて書きたいと思います。


 Blacktown Express Bus 

9/15/2023

ブラックタウンの公立スイミングプール

9月になってもう半分が過ぎました。

梅や桃の花が散り始め、日中は30度を超える日もあり冬が終わったんだなと感じます。でも、春で30度は。。。気象情報ではこの夏は今年の北半球同様に猛暑となる予想で、すでにブッシュファイヤーに対する注意が呼びかけられています。正直、怖いですね。

そこで「涼」のことを考え、

今回はブラックタウン市が運営する市営水泳施設をご紹介したいと思います。

 Blacktown Swimming Centres 


ブラックタウン市は非常に大きな面積(246平方キロメートル)を持つCityで、調べると神奈川県の面積の1/10あります。この大きな市の住民をカバーするために、5つの公営水泳施設があり、うち3カ所は屋内水泳施設になっているので冬でも入ることができます。

公営とは言っても、市民でなくとも利用できますし、逆にブラックタウン市民が市外の公営水泳施設を利用することもできます。

人気があるのはOlympic Parkにある「Sydney Olympic Park Aquatic Centre<LINK>」ですね。

9/13/2023

ブラックタウン ペットの保護センター

オーストラリアの第二国営放送局にSBSというのがあります。オーストラリアにいる移民向けの放送局でテレビとラジオで多様な言語のニュースやドラマ、映画を放送してくれるのですが、私は特に週に三回(火曜・木曜・土曜の夜10時から)一時間の日本語放送を楽しみにしています。

番組は主にオーストラリア国内のニュースを日本語で解説してくれたり、日本の情報の紹介、オーストラリアの日系コミュニティーの活動などを扱っています。

普段、何気なく聞き流しているのですが、先日、ホームセンターに行った際、近くにあったある最近できた施設を見て、この番組で紹介されていた話を思い出しました。

そこで今日はペットについて話そうと思います。

 Blacktown Animal Rehoming Centre 

ブラックタウンを走るGreat Western Highway(Parramatta Road)沿いのイースタンクリークにその施設はあります。

Blacktown City Council - BARC



日本では動物収容施設や動物愛護センターなどでペットを保護また処分をしていますが、ブラックタウンにあるこの施設は保護の目的が強く、より多くの動物を保護し、養子縁組率を高め、察処分率を減らすように努力しています。以前から飼育施設はあったのですが、獣医施設や動物のための運動場、動物小屋のアップグレードにより2023年5月にBARC(Blacktown Animal Rehoming Centre)として再始動しています。情報によると南半球では最大となる施設のようで最大135匹の犬と230匹の猫を飼育できるようになっています。

9/11/2023

マースデンパークの渋滞

ブラックタウンは新しい住宅が建設され人口が増え続けています。調査によって順位はまちまちですが、ブラックタウン市の人口はNSW州でもTOP3に必ず入り、オーストラリア全体でもTOP10になります。

そんなブラックタウン市でいま勢いのある地域がマースデン・パークです。
ただ、住民にとって痛い話題をひとつ。


 Traffic Problems - Marsden Park 

マースデンパークの人口ですが、2016年の国勢調査では1400人ほどでしたが、5年後の2021年では16400人となり10倍以上の伸びとなり、現在も新しい住宅が建設されているので、さらに人口は増えています。

2020年にマースデンパーク北西部の二つの地域が新しいサバーブとして分かれたため、実際はさらに多い人口の伸びだったと思いますが、それでも10倍以上の伸びが出ているのはすごいです。

9/09/2023

ブラックタウンの歴史 Native Institution

記録として残るオーストラリアの歴史には現在まで続く原住民との関りがあります。

その歴史のひとつに今回紹介するNative Institutionがあり、先日紹介したLand Grantの話に出てくるColebeeの家族もそれに関係しています。


 Blacktown Native Institution 

Wikipedia - The taking of the children

9/07/2023

ブラックタウンの都市計画

ブラックタウンが以前から計画していた2036年に向けた将来計画、現在は環境改善も含めて2041年に向けた動きになっていますが、ブラックタウン駅周辺の都市整備が本格的に始動したようです。

 Rebuilding Blacktown 

2023年3月に報道されたものですが、ブラックタウン駅周辺の工事をパラマタ市の大規模な都市整備を行った業者が請け負うことになりました。

9/05/2023

ブラックタウン 職業訓練 TAFE

オーストラリアにはTAFE(Technical And Further Education)と呼ばれる職業訓練プログラムがあります。各州政府が運営している公立の学校で専門職の基礎知識やそれに関係する法律、健康や安全対策、実技などを学べる場所です。

今回はこの職業訓練校についてお話しします。


 TAFE 

Wikipedia - TAFE NSW logo

日本にも職業訓練校がありますが、オーストラリアのそれは受講者がかなり高い確率で就職している点です。

個人的な見解も含みますが、大きな点をいくつか挙げてみたいと思います。

  • 資格のレベルがある
  • 資格取得が必要となる仕事
  • 無料とは限らない
日本の職業訓練校は印象として「失業者」が受講するもので、受講すると国から「支援金がもらえる」というものだったと思います。真剣に取り組む人とそうでない人はオーストラリアの職業訓練でもあると思いますが、オーストラリアのTAFEは就職過程のひとつとして機能しているため、日本にいた時に思っていた「職業訓練校」の印象とは大きく異なります。

また日本の「専門学校」の機能もあり、一般的に高校卒業後に「進学」「就職」と大きく進路が別れますが、「就職」前に技能を身に着けたい若者が通う学校でもあります。


 資格のレベル 

日本の職業訓練校と違う点として、資格のレベルがあります。日本の資格に「英検2級」や「簿記3級」がありますが、それに相当するものを「Certificate」と呼び、数字が大きいほど行動な技能を学習したことを意味します。多くのコースでこの資格を取得できるのがTAFEです。

また「Certificate」より高い資格として「Diploma」があります。

オンラインで仕事を応募する際に、保持している資格を入力する項目がありますが、そこでは「Certificate」「Diploma」「Bachelor」「Master」「Doctor」という順番で扱われています。


OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像



 資格が必要な仕事 

TAFEでは就職希望者だけではなく、すでに就職している人も学びに来ています。日本ではスキルアップのために就業時間外に勉強をする人がいますが、ここでは会社が資格を必要とするため、就業時間内であっても学校に通わせます。またスキルアップのため自分の意志で学校に通っても、TAFEが会社側に「学校に通わせる許可」を取り付ける書類を発行します。



 無料とは限らない 

コースによって履修時間が異なったり、資格のレベルや資格内容によって受講料が異なります。

受講を希望する生徒は、コースを受ける前に適正テスト(アンケートのようなもの)を受けるのですが、同じコースでもその結果に応じて受講料が異なります。例えば海外から学習を希望する生徒もいますが、この場合は満額支払い。一般的な当地の在住者は政府がいくらか補助をしてくれるので割引。無職で生活に困窮している方などは無料だったりします。

9/03/2023

日本の映画

コロナウィルスによる外出規制や屋内の人数制限などで映画館で映画を楽しむことが遠い記憶となってしまいましたが、規制緩和も1年以上経ち、マスクをする人をほとんど見かけなくなった昨今、ブラックタウンにあの映画がやってきました!

 The First Slam Dunk 

日本で話題となったアニメ映画スラムダンク。オーストラリアでは日本公開から半年以上過ぎた8月下旬から公開になりました。

30年ほど前に流行ったバスケット漫画・アニメが映画となり、日本だけでなく海外特にアジア圏でその人気がニュースで報じられています。オーストラリアではかなり遅い公開となりましたが、話題となった日本映画がこちらでも普通の映画館(映画祭のようなイベントではなく)で上映されるということは嬉しい限りです。

オーストラリアの映画館では、日本に限らずインド映画(多様な言語映画含む)や韓国映画を上映しています。地域差はあるかもしれませんが、移民背景による住民の要望や世界的な話題作が影響して上映しているのでしょう。

ブラックタウンはインド系住民が多いこともあり、映画館の上映作品にインド映画は必ず入っています。現在のところOMG Part2がインド映画では上映中です。


シドニーにおける日本映画の上映ですが、

アニメばかりですが名探偵コナンや天気の子、鬼滅の刃などこの数年日本映画が一般的な映画館でも公開されています。それ以外の作品はジャパン・ファウンデーション主催の日本映画祭(Link:Japanese Film Festival)や個別の映画館での特別上映イベントとして上映されています。

少し日本映画祭について触れると国際交流基金(ジャパン・ファウンデーション)が1997年から始めてきたオーストラリアでの文化活動です。コロナウィルスによる制限時ではオンラインによる放映を実施し、これまで中止することなく毎年実施されているイベントとなっています。

今年はこの月末にシドニーで「Belle」の屋外公開を皮切りに、オーストラリア各地を巡り、キャンベラ、パース、ブリズベン、メルボルンそして再び10月下旬にシドニーに戻ることになっています。<LINK:Japanese Film Festiva




さて、スラムダンクですが、私も学生の頃にジャンプで読んでいた世代。

「スラムダンク」の名前で当時のことをいろいろと思い出しますし、海外でも「スラムダンク」をアニメで見た人たちと話をすることもあり、今回のことも人づてに聞いて知りました。

そして、このブラックタウンで「スラムダンク」が見られるのは本当に嬉しいです。古い記憶にあったスラムダンクのストーリーを思い出しました。まじめに構成された映画でしたが、漫画で読んだユーモアも残されていて、映画を観ながら昔読んだ漫画の絵が浮かんできて不思議な感じでした。

本当に鑑賞することができて良かったです!

おそらく一緒に観ていた人たちもスラムダンクを読んできた人たちだと思われます。映像の隅の方で変な動きをする桜木に注目していたようで、映像の中心は彼ではなく展開も彼に注目しているわけでもないのに笑い声が聞こえました。

こんな遠い地の郊外の普通の映画館でスラムダンクの映画を扱ってくれたことに感謝します!

9/01/2023

ブラックタウンの歴史 Land Grant

ブラックタウンはNSW州では二番目にオーストラリア先住民が多く住む町です。

ブラックタウンとアボリジナル・オーストラリア人には特別な歴史背景があり、今回はその中でも大事な出来事のひとつをご紹介します。


 ランド・グラント(土地の譲渡) 


ヨーロッパからの入植の歴史以前、ブラックタウンを含めた西シドニーは多くのアボリジナル部族が点在して住む土地でした。その中のダルグ族はブラックタウン周辺を中心に季節に応じて西シドニー内を移動しながら住んでいました。

1788年にヨーロッパからの入植がはじまり、ブラックタウン・エリアにも主に農業の開拓として人が移り住むことになります。

その過程の中で先住民のダルグ族は土地を追われることになり、新しい入植者たちと争いが起こりました。しかし、先進的な武器を持つ新しい入植者たちに押され、また彼らが持ち込んだ流行り病(はしかや天然痘など)の病気により先住民たちは弱体化しました。

ここで「争い」の一つのエピソードを紹介します。

ヨーロッパからの入植者が来て以降、アボリジナルの人たちの伝統的な食べ物が不足していきます。天候によるものか、開拓によるものか、彼らの食糧不足の原因はわかりませんが、結果として入植者が作った作物をアボリジナルの人たちが代わりの食べ物として採取しだしたそうです。アボリジナルの人からすれば自然にある食べ物なので、「採取」という行為でしたが、入植者にすればやっと育てた作物を「盗まれた」と思い、銃器を使った報復が実行され「争い」に進展したそうです。

 

1816年、Major General Lachlan Macquarie(マッコーリー総督)は反抗する先住民を懲罰するため遠征隊を構成しました。その際、多くの先住民がガイドとして参加させられ、のちにブラックタウンの地名になる2人の先住民コールビーとヌランギンギーも第46連隊の兵士と共に懲罰隊に参加しました。

遠征後、二人は「South Creekの首長」として30エーカーの土地を共同で政府から受け取っています。これはオーストラリアの歴史の中ではじめて先住民族に対して入植者の政府が与えたLand Grant(土地の譲渡)になります。(大事な点はこの表現が「返却」ではなく「譲渡」ということも記憶しましょう。)

元々、その土地に住んでいた者が土地を奪われ、奪った者たちに協力して土地を取り戻した。コールビーとヌランギンギー、彼らの気持ちはとても複雑だったと思います。

現在、彼らの名前はブラックタウン市のサバーブ名 COLEBEE、ブラックタウン市にある自然保護区 Nurrangingy Reserveとして残っています。


いずれコールビーの家族についても触れたいと思います。

8/30/2023

メモリアル・アベニュー

ブラックタウンではないのですが、ブラックタウン市民にとっても大事な交通インフラのことで隣の地方自治体、Hill Shireにあるメモリアル・アベニューの工事について話したいと思います。

 Memorial Avenue 

メモリアル・アベニューはKelly VilleにあるOld Windsor RoadとWindsor Roadを繋ぐ道路です。

Google Map - Memorial Ave

ブラックタウン市民にとって大事な点は、この道路がブラックタウン駅から東北方面に向かうSunnyholt Roadと接続していること。この道路があることでKelly Villeの先にあるCastle Hillに抜けることができ、さらに東部や北部方面へいくのに便利になります。


私がブラックタウンに住み始めた10年前はKelly Ville地域はまだ平原が多く、一部で住宅開発が進んでいる状況でした。そのため片側1車線だった道路でも渋滞もなく円滑にCastle Hill方面へ抜けることができましたが、現在は大規模な住宅地と変貌。これだけの住民の移動を1車線ではとてもカバーしきれない状態で、正直、この道を使ってCastle Hill方面へ行くことを躊躇する時間帯もあります。

Google Map - 位置関係

現在、この道路を拡張する工事が行われていて、工事が完了すると片側2車線の道路ができます。Sunnyholt RoadやOld Windsor Road、Windsor Roadなどの主要幹線へのアクセスも考慮して複数車線での侵入ができるようになり渋滞緩和が期待されます。

2024年度での完成を目指しているようで、完成すると最高制限速度80km/hとなり、現在よりも早い速度且つ複数車線となり、円滑な移動が期待できそうです。

同地域に住んでいる方はストレスを抱えて利用していると思いますが、あとちょっとの我慢ですね。

いつか話題にしようと思ってますが、現在のマースデンパーク地区のRichmond Roadの状況を考えると(すごい渋滞)、住宅数を考慮した道路の拡張や抜け道の確保は大事だと思います。Memorial Avenueはこの拡張に伴い、左右に抜ける新しい道路もできるそうなので大いに期待できそうです。

情報元:

Transport NSW: Memorial Avenue Upgrade, Kelly Ville


8/28/2023

女子サッカーワールドカップ2023

先日終わった女子サッカーワールドカップ。

オーストラリア開催ではありましたが始まるまでの注目度は私個人としても、地域を見渡しても低く、正直なところあまり関心のなかったイベントでした。

でしたが・・・・

 World Cup Live Site in Blacktown 

始まってみると、とても面白く、終了するまでの1か月十分に楽しめました。

日本チームの勝利だけでなく、オーストラリアチームの暗雲からの予選突破、また予選で多くのアジアの国々は負けてしまいましたが、フィリピンの勝利だったり、ベトナムの参加だったりと移民が多い当地では話題によく上がっていました。

特にオーストラリアは結果としてBest4となり、最後までこの大会を盛り上げてくれたと思います。

今回、召集されたメンバーの中にはブラックタウン出身の選手もいたため、カウンシル(市)がブラックタウン駅近くにある公園に特設会場を設け、多くの人たちが無料でライブ映像を一緒に観戦できるようにしてくれました。

南半球は現在冬で、日中はだいぶ暖かくなりますが、夕方や夜はまだまだ寒く、風のある日もあった中、多くの人がこの会場で応援し盛り上がっていました。

大会は終わってしまいましたが、出身の違う人たちと一緒に楽しめることができたのはいい経験でした。

8/26/2023

無料で植物をもらえる

8月も後半となり、いよいよ当地も春が近くなってきました。梅や桃の花が咲きはじめ、普段見る景色の中に明るい色が目立つようになっています。

この緑豊かなシドニーにあって、ブラックタウン市では毎年無料で市から植物を二本もらうことができます。今年もその時期が近くなってきたのでそれをご紹介します。


 Plant Giveaways 

ブラックタウン市では市が管理する植物施設があり、市民は年に二本、無料で好きな植物をもらうことができます。ここでいう植物は植え込みに使われる樹木や果樹、また観賞用の花木などの苗木であったり、観賞用の草花です。

Blacktown City Council - Plant Giveaways

植物を受け取るためには絶対条件があり、「居住者」であること!

例えば、「友人の代わりに受け取りたい」「近所の方が権利を譲ってくれた」「居住はしていないが物件がブラックタウン市にある」などで植物を受け取ることはできません。担当者がブラックタウン市在中の居住者であるかを免許証や郵便物の住所で確認し、市のシステムに記録しています。

「そこまでしなくても」と思うのですが、文化的にガーデニングを趣味としている人が多いため意外に植物を欲しがる人が多く、このような制限を設けないといけないのかもしれません。

無料提供される植物の中にはホームセンターで購入すると数十ドルになるものもあり、このイベントを楽しみにされている方々が多いです。我が家も毎年ではないですが、ラベンダーやMurrayaというキンモクセイのような香がある低木などをもらっています。


先日、今年の提供日が発表されました。

ブラックタウンは大きな市なので5エリアに分けられ、2023年9月9日~10月14日の毎週土曜日に提供されることになっています。

ブラックタウン在住の方は、カウンシルのホームページをぜひご確認ください。(Plant Giveaways