9/07/2023

ブラックタウンの都市計画

ブラックタウンが以前から計画していた2036年に向けた将来計画、現在は環境改善も含めて2041年に向けた動きになっていますが、ブラックタウン駅周辺の都市整備が本格的に始動したようです。

 Rebuilding Blacktown 

2023年3月に報道されたものですが、ブラックタウン駅周辺の工事をパラマタ市の大規模な都市整備を行った業者が請け負うことになりました。
Youtube - 7NEWS / The rebuilding of Blacktown

パラマタ市(Parramatta)はブラックタウン市の東にあるシドニーの主要行政エリアで、歴史的にはイギリスからの移民がシドニーに定住を始めたころ、一時的ですがNSW州の首都となった場所です。そのため古くから主要地域として認識されています。


そのパラマタが2010年ごろから本悪的な大規模都市整備をはじめ、現在では高層ビルが立ち並ぶ近代都市に変貌しました。その工事を請け負ったのがWalker Corporationで、Blacktownの都市整備も受注することになり、Blacktownとしてはすでに隣接する都市での成功例を知っているだけに安心しているのではないでしょうか。



すでにブラックタウン駅前にキャンパスを置いたACU(オーストラリア・カソリック大学)はさらに駅周辺のWarrick Laneエリアにキャンパスを増やす計画があり、同時にアートセンターやその他の施設の建設が予定されています。
Blacktown Council - University Campus


また医療の面でもブラックタウン病院周辺の保健エリア、ブラックタウン駅周辺に重要な医療研究機関や私立病院の建設を予定し、その一つに脳・脊椎研究の医療施設が含まれます。(Blacktown Brain and Spinal Institute)この施設では先端的な医療研究と治療が行わるそうで、世界中から人が集まると考えています。



ブラックタウン市は数年前の計画書で発表していた「人口50万人都市」をはるかに超える2041年までの「人口60万人都市」を目指し、都市成長の勢いを増しています!
ぜひ注目してください!

参考: