番組は主にオーストラリア国内のニュースを日本語で解説してくれたり、日本の情報の紹介、オーストラリアの日系コミュニティーの活動などを扱っています。
普段、何気なく聞き流しているのですが、先日、ホームセンターに行った際、近くにあったある最近できた施設を見て、この番組で紹介されていた話を思い出しました。
そこで今日はペットについて話そうと思います。
Blacktown Animal Rehoming Centre
ブラックタウンを走るGreat Western Highway(Parramatta Road)沿いのイースタンクリークにその施設はあります。
Blacktown City Council - BARC
日本では動物収容施設や動物愛護センターなどでペットを保護また処分をしていますが、ブラックタウンにあるこの施設は保護の目的が強く、より多くの動物を保護し、養子縁組率を高め、察処分率を減らすように努力しています。以前から飼育施設はあったのですが、獣医施設や動物のための運動場、動物小屋のアップグレードにより2023年5月にBARC(Blacktown Animal Rehoming Centre)として再始動しています。情報によると南半球では最大となる施設のようで最大135匹の犬と230匹の猫を飼育できるようになっています。
ブラックタウンの対応
ブラックタウンではこの施設を含めて動物に対して次のような活動をしています。
- 家族を失ったペットに新しい家族を見つける
- 迷子になったペットを保護
- 野良犬・猫の保護
- ペットの飼育に関する相談
他にも、
どうしても飼うことができなくなったペットを預けようとする人がいますが、同センターではまず知人に相談し、それでも見つからなかった場合に連絡するように勧めています。また
ペット飼う責任やペットを飼ううえで知ってほしい法律(散歩中の糞の処理を怠ると最大$800の罰金)の紹介もしています。
Blacktown City Council - I poop YOU scoop / Youtube
SBSの記事
日本語放送で紹介される話の中に「動物」の話題がでることがあり、記憶に残っていた3つの放送を紹介したいと思います。これらの放送ではオーストラリアで「動物保護」の活動をされている方や組織、またその活動内容についてよく紹介されています。
- ペットレスキュー 2021年6月放送
- 動物のセカンドチャンス 2022年3月放送
- 動物保護法 2022年8月放送
SBSの放送でもそうですが、このような施設があることを知ってもらうことも大事ですが、ペットを飼っている方はもちろん、これから飼いたい方も十分に動物と暮らす「責任」を考えて欲しいです。
情報引用