今回もブラックタウンの観光スポットをご紹介します。
フェザーデール・
ワイルドライフパーク
現在はコロナウィルスの影響で海外からの観光はできませんが、ここはとても有名な観光スポットです。シドニーの観光ツアーを利用された方はわかるかもしれませんが、一般的なツアーは、「ブルーマウンテン」の帰りに「コアラと一緒に写真撮影」という流れが定番です。もしかしたらブラックタウンは知らなくとも、このFetherdale Wildlife Parkには来ていたかもしれませんね。
History
フェザーデール・ワイルドライフ・パークの歴史は古く、開園は1972年なのでおよそ50年前になります。WikipediaによるとCharlesとMarjorie Wigg氏が1953年にこの土地を購入。彼らの義理の息子のBruce Kubbereが地域の動物を研究していたこともあり、オーストラリアの原生樹木や植物の園芸場を兼ねたワイルドパークとして誕生しました。
開園から数年後の1975年には都市開発の関係で閉鎖の危機を迎えましたが、当時のNSW州首相Sir Robert Askinにより回避され、1996年には国内の重要な観光地として賞を受け取っています。また2005年・2009年とNSW州の観光地を表彰する「Best NSW Major Tourist Attraction Award」を受賞しています。
実は世界的な有名人も訪れていて、レオナルド・ディカプリオやウィル・スミス・ロバート・デニーロなどのハリウッドスターも来たそうです。つまり、ブラックタウンに彼らが来たと言えるわけです。(関係あるかはわかりませんが、時々ものすごい豪華なリムジンやハンマーの車を市内で見かけますが、中にいたのはまさか。。。)
そして2016年には来場者数1150万人を記録したそうです。
動物たち
フェザーデールパークには広域でオセアニア、主としてオーストラリアの動物や鳥類、爬虫類など260種の生き物が見られます。有名なところではコアラ、カンガルー、クロコダイル、ペンギン。個人的に好きなのはヒクイドリ( southern cassowary)です。
園内ではカンガルーやワラビーへの餌付けやコアラとの写真撮影、決まった時間ごとに園内でイベントがあります。
地域への貢献
フェザーデールパークは長くブラックタウンの市民に親しまれていて、学校の遠足で市内のことどもたちが訪れたり、飼育係の人が保育園や学校、イベントに訪問して、実際に動物を見せてくれたりお話をしてくれます。
設備
敷地内には100台止められる無料駐車場やピクニックエリア、カフェ、ギフトショップがあります。個人的にこのパークが好きな点は、園内はそれほど広くないため、子供が歩くにはちょうどいい広さですし、なにより大人にとって「疲れない広さ」なのが嬉しいです。動物園や遊園地は敷地内をかなり歩くので訪問後の疲れがだいぶ残りますが、ここではそれはないと思います。
ブラックタウンにいらしたときはお立ち寄りをお勧めします。
引用欄