10/15/2021

ブラックタウン 不動産3

 今回の不動産の話は、新しい住宅地でありマーケット価格が比較的高いエリアの

 The PONDS ポンズ 

「Ponds」というと「池」という意味ですが、名称の由来は「Second Ponds Creek」という小川が流れるような窪地から来ています。

でも、住所が「池」って。。。

他に名称はなかったのかとも思うのですが、現在では市内では有名な高額な住宅エリアです。



 ポンズ周辺 

開発以前から状況を知っていますが、当時はブッシュが広がる場所でした。

今ではブッシュエリアはほとんどなくきれいな住宅地になっていて、ポンズ南部のSchofiledやポンズ西部のRiverstoneも現在進行形で住宅開発が進んでいます。

ポンズ北部はBlacktown市ではないですが、Rouse hillという近年不動産価格が同様に高騰中のエリアがあります。

Rouse HillにはRouse Hill Town Centreと呼ばれるショッピングセンターがあり、ストリートを歩くように並ぶ洋服店やカフェがとてもおしゃれです。ColesやWoolworthなどのスーパーマーケット、映画館、レストランはもちろん郵便局もあります。

このショッピングセンター正面にはSyndey MetroのRouse Hill駅がありますし、駅周辺にはバス停もあり、Rouse Hill周辺やシドニーCBDに直接向かう高速バスも止まります。






 マーケット情報 

Property ValueによるとThe Pondsの住宅価格の中央値は$1.1M(9千万円ぐらい)で、賃貸の場合は週当たり$660(5万4千円ぐらい)で、ブラックタウン市内では高額地域上位5サバーブに入ります。

開発が始まってから10年ぐらいの土地なので驚異的な上昇だと思います。

以前は付近に鉄道がなかったため、「この土地はそれほど価値はないのでは」と思っていたのですが、新しく家を求めて移り住んだ人たちが良かったのか、このサバーブの学校のレベルは上がり、新しい住宅地ということもありデザイン的にきれいなまちづくりが人気となりました。

そしてSydney Metro鉄道の参入。なんと、このサバーブだけでアクセスできる駅が3つもできました。駅まで車でいかなくては行けませんが、選択できる駅が3つもあるのは大きなアドバンテージではないでしょうか。




 エリア内 

ポンズのサバーブ内にもShopping Vilalgeがあり、日常の買い物程度なら十分ことが足ります。

またこのサバーブの魅力はプレイグラウンドがたくさんあり、ある程度の距離ごとに設備の違う遊具があるので、子持ちの家族には飽きがないかもしれません。

また野球場や広いグランドのある公園もあるのでスポーツも楽しめます。

新しい住宅地のため、印象的には碁盤の目のような配列の住宅地なので、似たような道ばかりで道を間違えることはありますが、ラウンドバウト(ロータリー)には目印になるオブジェがあるので住人には説明しやすいのかもしれません。


今後もブラックタウン市内では安定した高級住宅地として存在していくと思います。