Blacktownはもともとは「Black Town」という二つの単語でできた名称でした。
それが一つの言葉として「Blacktown」になったわけです。
もしかしたら世界には色のつく「○○タウン」というのが存在しているのでは?
世界のカラータウン
2回目の投稿になりますが、前回は白、赤、青、黄色、金色、銀色を調べましたが、いくらかまとまった人が住んでいるのはロンドンにある「シルバータウン」ぐらいでした。
今回は人口の多いカラータウンをご紹介します!
<Violet Town 紫の町>
同じオーストラリアに紫の町がありました!ビクトリア州のShire of Strathbogie(メルボルンから東北に174kmの場所)のサバーブです。2016年に実施された国勢調査では1540人(調査日にそこにいた人の数)ということです。
この町の「ヴァイオレット」の由来を調べると、1836年にAustralia Felix(当時のビクトリア州)探索に訪れたMajor Tomas Mitchellが、「この地域の沼地にはスミレ(Violet)がありそうだ」と「Violet Ponds」という名称をつけ、その後、「Violet Creek」となり、そして「Violet Town」となったようです。Wikipedia<リンク>
このViolet Townを通るHume Highwayは、M7・M5高速道路の分岐で名称変更しますが、実はBlacktownと同じ道路でつながっています。
<Orange Town オレンジの町>
ついに「ひとつづりの町」がみつかりました!
Orangetown(オレンジ色の町)です!アメリカはニューヨーク州にあるRockland Countyの町です。2010年に実施された国勢調査では人口49,212人。ニュージャージー州とニューヨーク州の州境にあるハドソン川に面したサバーブで、1680年ごろに最初の入植者(オランダ人)がネイティブアメリカンから土地を購入したころから記録としての歴史が始まります。Wikipedia(LINK)
オレンジタウンの由来は詳しく追えなかったんですが、Orange Co.,という会社から来ているようです。調べていく中でオレンジタウン出身者が書いた記事があったのでリンクを付けます。Patch - a Short Casual History of Orangetown<LINK>
Google Streetview - Orangetown Shopping Centre
<Brown Town 茶色の町>
これもひとつづりの地名です!しかも、アメリカに6カ所も存在!またジャマイカにもあり、これはまた別の機会に紹介しようかと思います。
<Grey Town 灰色の町>
今回の最後はお隣の国にある灰色の町 Greytownです。
2013年実施の国勢調査では人口2202人。北島の主要都市Wellingtonから80kmほど離れたWairarapa Reagonの中央に位置する町です。
記録にある歴史では、1854年に先住民のマオリ族から土地を購入したのが始まりだそうです。その指示を出したGovernor Sir George Greyの名前が由来だそうです。当地では有名な観光地でグレイタウンラグビーチームは国内で最も古いチームだそうです。
Google Streetview - Greytown
つづりの違う「Graytown」がビクトリア州にありましたが、金採掘の盛んだった1868年には2万人もの人が住んでいた町は現在ゴーストタウンとつけられるほど殺伐とした風景が広がる土地になっています。Aussie Town - Greytown, VIC<LINK>
Google Streetview - Graytown