ブラックタウンの不動産<続き>
今回はブラックタウン市でも特に近年の住宅建設が盛んなエリアご紹介します。
その前にシドニーの住宅について思うことを書かせてもらいます。
<シドニーの住宅>
シドニー東部や北部は確かに不動産価格が高いです。それは歴史的に上流階級の人が住宅を構えたところだったり、通勤圏として近かったり、シンプルに海や高台からの風景がきれいな場所だからというのはわかります。
個人的には、「ものすごく古く小さい建物が日本円で一億円」を超えているのなら、私は都心でなくても「広い土地の新築の一億円の家」を選びます。
市場価格が高いだけであって家の価値だけをみれば、欲しいと思わないからですが、イギリス出身の友人に聞くと、イギリス人は「古い家」が好きだそうです。歴史があるほど人気もあると言っていました。今でもそうなのかはわかりませんが、シドニー東部や北部にヨーロッパ系の人が多く住むのも関係があるのでしょうか。
<ブラックタウンの新しい住宅エリア>
さて、ブラックタウンは2036年の50万人都市に向け爆進中ですが、市西部の開発がとても盛んです。住宅建設と並行して行われる道路の拡張や新設工事でブラックタウンの道路はとてもきれいになりました。
特にHaukesburyのRichmondに続くRichmond Roadは片側一車線で凸凹だった道が片側二車線の舗装がきちんとされた道になり、その沿線にあるMarsden Parkは現在新規物件で人気のある場所です。それ以前のMarsden Parkは広いブッシュエリアだったこともあり、新しい住宅が作られている中でも野生のワラビーを見ることができます。
Google Streetview - Marsden Park
またMarsden Parkに繋がるエリアにSchofields、Riverstone、Elala、Colebeeがあります。
ここも以前は広大なブッシュや牧草地が広がる場所でしたが、この5年ほどで見違えるような住宅地になりました。Richmond RdとWindsor RdをつなぐSchofields RdやGarfield RdもRichmond Rdと同様に片側2車線の広い道になりました。
Google Streetview - Elara
そしてSchcofieldとRiverstoneの北部にあるVineyard。
こちらはWindsor Road沿線になりますが、道路の反対側はThe Hills Shire(ヒルズ郡)でこちらもKelly Ville, Rouse HillそしてBox Hillなど新しい住宅が盛んに建設されているエリアです。
まだ手付かずの場所が多いところですが、直に先ほど紹介したエリアのようになります。不動産を検討されている方は一度見に行かれてはどうでしょうか。
Google Streetview - Vineyard
もう少し時間はかかるかもしれませんが、今回紹介したエリアは新しい鉄道や幹線道路も検討されているので今後も注目してください。


