シドニーの不動産はコロナウィルスの影響下でも熱いです。
ブラックタウンの不動産事情
シドニーの不動産市場はコロナウィルスの影響だと思いますが、少し停滞をしていましたがいまだ上昇中です。ブラックタウンやシドニー西部はこれまで安いエリアとして見られていましたが、いまでは「ブラックタウンでさえ」不動産の値上がりが続いています。
<ブラックタウンの住宅>
数年前までのブラックタウンは駅周辺でさえ10階建ての建物を見ることはなく、市全体でもアパートメントは2階建てや3階建てがほとんどでした。土地が広いこともあって一軒家やアパートメントの代わりにタウンハウス(壁を共有した複数の家)が多かったですね。
それでもこの10年ほどで新築アパートメントが駅周辺(ブラックタウンには11駅あります)に立ちはじめ、ブラックタウン駅周辺には20階以上の高層建築が現れるようになりました。
Google streetview - 37 Sunnyholt RD, Blacktown
古くからある家は駅周辺でも大きな土地をいまだに持っていますが、建物は正直に言うと小さく、購入したいとは思わないくらいです。それでも近年の価格高騰で相当な値段がすると思います。
<不動産ニュース>
最近ニュースで知ったんですが、ブラックタウン市でも不動産価格が低いエリアのMt.Druittの家屋が120万ドル(1億円ぐらい)で落札されました。3ベッドルームなのに!
すでに同エリアの10軒以上が100万ドルを超えているそうで、同エリアが70万ドルにも満たしていなかった2年前と比べると、ものすごい高騰です。ニュースではMt.Druittの価格がシドニーの不動産市場の新しいベンチマークになると言っていました。
ブラックタウンはシドニーの不動産の歴史を見ると、たぶん安い地域だったと思います。その中にはブラックタウンに対する印象の悪さや、西部エリアの不便さがあったからかもしれません。
でも、このブログでもお話したように高速道路や鉄道が配備され、近年の西部開発プロジェクトには主要なエリアとして含まれています。これからもっと熱いブラックタウンの不動産競争が起こると思うので、ブラックタウンの不動産をまめにチェックしてください。
